03日 12月 2015 電気じかけの機関車と赤い電車 都心では 電気じかけの機関車が走る 巨きなビルと そこここにあふれかえる光りの渦 明滅と虚構 …それが虚無ならば 虚無自身がこのとほりで ある程度まではみんなに共通いたします… 宮澤賢治「春と修羅」より わたしは思い浮かべる 静かな浜辺に灯る 萱浜の青い光り 数々の願いと 点灯夫たち そして 赤い電車 今日も走り続けているその電車 南相馬ファクトリー「赤い電車」 tagPlaceholderカテゴリ: 雑記帖, 2015年12月