A列車@グリネご飯

今日を最後にグリネ女ご飯を離れる人がいる。

遠く離れたところへ越してゆくことに決めたのだ。

彼女が上京してきた日

駅でその背中を見送ったのは誰だっただろう。

彼女自身はどんな夢を見つつ電車に乗っただろう。

 

様々な夢は一度死んだのだ。

そこからまた

再生していくのだ。

 

3つのちゃぶ台を並べて食べたご飯は

彼女とのさよならまたねのデザートつきでした。

 

そうだA列車で行こう

それがだめなら走ってゆこうよ

             寺山修司