29日 6月 2016 創@残像の断片 ある日の夕方、傷だらけの腕をした女の子と出かけた。 彼女には持ち物がなかったので、下着やTシャツやシャンプーなども一緒に買う。 道を歩きながらその子と一緒に歌ったのは「紅」だった。 二人が知っていて謳えるのはその1曲だったから。 その子が笑うときは、はじけた風船のようでとてもいい顔だ。 今日、あの子は何処かであんな顔して笑っただろうか。 残像スケッチは1枚ずつ増えていく。 tagPlaceholderカテゴリ: 雑記帖, 2016年6月