02日 8月 2016 船を漕ぐ 見たい見たいと思っていた海へしばらくぶりに出かけた。 女二人、日常の荷をしばし降ろしてつかの間の小旅行。 窓の桟を枠に雲がゆったり流れるのを眺める。 雲の切れ間から光りが差し込むのを背景にして 帆をかけた漁船の影法師が静かに左へと消えていった。 うねりのきつい外界と分かたれたように 海中では海藻が揺れる中を魚がちらちらと泳いでいる。 明日からはまた 女たちの居る場所へ。 *船を漕ぐ人@グリーンネックレスのための断片スケッチ tagPlaceholderカテゴリ: 雑記帖, 2016年8月