26日 1月 2018 耳レコード あしあとプロジェクト準備中 人間蓄音機となるべく 足音をレコード盤に刻むようにして わたしたちは 語られ始めた言葉を 一つひとつ文字に置き換え そうして 一人の人の記憶を辿っていく。 ほぼ住人が居なくなった古いドヤを訪ねた。 黒びかりする急な階段を上がると 暗闇の中に 閉じられたままの扉が無数に見えた。 片っ端から開けていくと 颯々と もう廊下いっぱいに陽が射しこんで 空間が再び呼吸を始めるようだ。 *あしあとプロジェクトのための撮影 2017.12.30 tagPlaceholderカテゴリ: 2018年1月