毎日が学園祭のようだ。
新しいことを見つけ
(それが例えば普段の道の脇の見たことない丸いタネみたいなモノであっても)
新しく「人」という者の
得たいの知れない感情や突拍子もない行動に遭遇したりして
あらためて思うのは
人間はそれほど理路整然としない
永遠に不可知な部分のある
生き物だと改めて感じたりして
自分も含んで同一であるようにみえても
刻々と変化を遂げている生き物なのだ
そうして周囲と何ごとかを交感しつつ
毎日何かをつくっている。
人生クッキング。
なるべくシンプルになどと考えていたこともあるが
どうも自分はそういう風に興味を惹かれないようで
カオスのような怒涛の日々に魅惑を感じ
今日も生きている。
神無月
また明日は何が起こるかわからない。
それが私の今「生きる」ということに近い。
人間は常に出される問いに答えていく存在だとかなんだとか
以前には遠すぎて分からなかった言場が
少しだけ肌感覚としてわかる気がする。
そしてありがたいことに
山谷の神さま(死んでいった仲間たち+生きている仲間たち)は
わたしに生きるエネルギーとか
自分のダメさなどにも気づかせてくれながら
また縁につないでくれている。
*イラスト「母です」