二人のランプライター。あるいは執筆者と編集者のこと

「入稿」それは魂が半分抜けること。

18日解禁になる「山崎ノ箱」の入稿を無事に終え

わたしはぐったりしていた。

 

そんな昨日、美味しいモノがぎっしりと詰まった箱が届いたのだった。

梅の花が開き、風に花弁舞う「春」の包み紙。

 

エネルギーを放出したばかりのわたしに

滋養を与えてくれるような贈り物だった。

 

届けてくださったのは書籍「お袖をつかんで」の編集者の方だ。

原画を奉納させていただき

その返礼として、この春の香りがやってきた。

 

考えてみると

編集者とは身を沈め伴走し

叱咤激励し、そもそも「これやってみないか」と機会を与えてくれる重要な存在だ。

 

そんなことを考えるのも

今わたしにも

とっておきの編集者が在って

伴走してくれているからだ。

 

昨日・今日とで魂は半分抜けてしまったが

良いエネルギーを頂戴した。

 

編集者と執筆者

伯牙と鐘子期

 

さて、明日も生きのびよう。

 

感謝を込めて。

 

 

二人のランプライター絵図
二人のランプライター絵図