このスケッチを描いている時
わたしは超寝不足の日々を送っていた。
今年の始まりは子育て応援からスタートし
新生児と暮らした。
48日間、小刻みに約3時間ごと
ミルクを計量し湯を流し込み人肌に冷ましてを繰り返すのだ。
わたしは新生児の母と交代で
時折は「どちらかが連続して2コマ眠る」ことにした。
夜営のごとしである。
「眠る」これは生活の肝なんだと改めて体感したわけだった。
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夜回りで見る風景や出会う人たちについて
スケッチでならば断片として伝えることができるんじゃないだろうか。
普段一緒に居る仲間も、
「写真NG」は多くの場面である。
だから夜回りの風景スケッチを集めてみた訳なのでした。
ちょうど10月の頃から夜回りの中に見えたものがあります。
安部公房氏が書いたほうき隊が頭に浮かぶ
そうしたできごとが連鎖していきました。
写真には写せないモノを描いてみました。
*絵・けいこう舎 マガジン 第5話より