電車に揺られて通う道の途中に見つけた路地。
コロナやロシアの侵略に緊張度が高まる日々の中
その路地だけは人のくつろぎがありました。
何故ならそこに「よろずさん」が置いた椅子があるから…。
塔和子さんの詩のように、なべて「かかわらなければ路傍の人」。
しかし、わたしもいつしかそこにやすらう人となりました。
路地裏ファシリテーター「よろずさん」は
普段は軽トラに沢山の廃棄物を載せ働く人だ。
真夏には大胆不敵に天を仰いで爆睡し、救急車を呼ばれてしまうなど
破天荒だが無暗やたらとあたたかい。
三ノ輪あたりと錯覚を覚えるビルの谷間
きっとこうして無名の名ファシリテーターたちは
今日もあちこちで
誰かをあたためているでせう
けいこう舎さんにお世話になり
「路地裏の椅子」公開されました。